病院でのこと(5/25~29)

ご無沙汰しております。更新を怠ってしまっている今日このごろです。すみません。。。

5月25日~29日まで、父の入院中の病院に行っていました。宇都宮です。今まではICUに入っていたので、ほとんど面会時間は無く&何かあった時のために病院宿泊だったのですが、お陰さまでICUからは出られ、一般の個室にいるため、病院での居場所もあり&ホテル宿泊だったので、私はずいぶん楽になりました。
個室。贅沢でしょ?・・・たしかに。でも、一般的な大部屋が満室で&ICUはもう空けてね!というだけの事なので、特に希望ではありません。が、せっかくの他の人に気兼ねしなくてもいい個室ですから、という事で、父の感覚を刺激するため、私は出来るだけ声を出していました。初めは世間話・家族の話などをしていたのですが、2日目からはネタ切れ。ラジオのニュースを聞きながらコメントをしてみたり、新聞の1面・政治面・スポーツ面など父の興味のありそうな記事を音読&コメント、詩集「いま あなたに私の詩を読んでほしいのです」を音読、有川浩「三匹のおっさん」(途中まで)を音読、とほぼずっとしゃべっていました。さすがに疲れますね。何の反応もない相手ですし・・・。
29日は愛知県から父の兄弟3人がわざわざお見舞いに来てくださいました。私も何日も前からその事は、父に伝えていた(一方的にしゃべっていた)のです。そして、29日午前中に「おはよう」と部屋に入ると、言葉に反応したかのように全身を反らせ、両目を開けたのです。左目を開けたのは何度か見たことがあったのですが、右目が開いたのは初めて見ました。そしていつもより顔色のいい事。きっとこの日を心待ちにしていたのかも知れません。
午後になり、弟さん・妹さん・義姉さんが到着。右手の握手で、父と会話をしていると、足先が動き、肘が動き、・・・・・自らの力で体の一部を動かし出したのです。口も今までは腹話術のような感じで口を開閉するだけで舌は乾ききっていたのですが、言葉をしゃべるように舌と口を動かし、口内は健康な人のように湿度を取り戻しました。
人間の力ってすごいと思います。以前、看護師さんに「僕たちが言葉掛けするのとご家族の方がするのって、効果が違う気がするんですよね」と言われた事があるのですが、まさにそれを実感した1日でした。
お忙しく遠いのに、わざわざお越しいただいたおじさん・おばさん、ありがとうございます。その後の経過もとてもいいようです。

と、忙しいんだか忙しくないんだか、という最近を過ごしておりました。
気が付けば、6月。昨日あわてて「公募ガイド」にいくつか送りました。が、「JX童話賞」と「北日本児童文学賞」をすっかり失念してしまいました。「北日本・・・」の方は28枚ものを持っていただけに残念です。
父の病状をモチーフにしたストーリーもなかなか進まず、すみません。記憶のあるうちに書かなくては、と思ってはいるのですが・・・・・あぁ、眠くなってきました。今日も続きは書けそうにありません。おやすみなさい。
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dan

お父様回復に向かわれているようで安心しました。
よかったですね。かよ湖さんも大変でしょうけど
頑張って下さい。ブログ楽しみにしてますから。
by dan (2012-06-03 10:20) 

かよ湖

danさん、ありがとうございます。
父の容態も安定し、少しづつですが回復傾向にあるように見受けられます。といっても、転院はまだまだなので、しばらくは横浜と宇都宮を行き来する生活が続きそうです。
ブログも色々書きたいのですが、気力と物語化する能力が弱っています。
danさんの「奈央と淳」の物語も読ませてもらいました。近々、コメントに伺いますね。
by かよ湖 (2012-06-04 01:03) 

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